校長徒然

「働く」ということ

「働く」という言葉の語源は、「傍(はた)を楽(らく)にする」という説があります。
ここでいう「傍(はた)」とは、周囲の人々や他者のことを指し、自分の周りにいる人たちの生活が楽になるように動くことを意味していたそうです。
また、「朝飯前(あさめしまえ)」という言葉も、江戸時代に朝食の前に近所で困っている人のもとへ行って手伝いをしていたことに由来すると言われています。
つまり、「働く」とは、自分のためではなく、相手や地域、社会のために動くことであり、きっと、それは巡り巡って自分のためでもあるのでしょうね。
「働く」ことの本来の目的、原点を改めて感じた気がいたします。

さて、本日は中学部において「職場実習報告会」が行われました。
今回の発表のテーマは「働くこと」。
職場実習を通して、生徒たちが感じたこと、気づいたことをそれぞれの言葉で発表しました。
「一日を通して働くことは大変だった」と話していた生徒がいましたが、実際に働いたからこそ得られる“気づき”ですね。
また、ある生徒は「働いたあとのごはん、おいしかった」と報告していました。
その気持ち、よく分かります。働いたあとのご飯は格別ですものね。
多くの気づきと学びを得ることができた、今回の職場実習。
実習に取り組んだ生徒の皆さん、お疲れさまでした。
そして、ご協力いただきました各事業所の皆さま、本当にありがとうございました。