校長徒然

紙すきの様子(中学部)

 中学部の職業家庭で取り組む題材の一つに、紙すきがあります。

 廃棄する点字用紙を裁断し、色紙を加え、ミキサーにかけたものをすき枠に入れ、紙をすきます。

 今日も生徒二人が分担して、はがき状の紙に仕上げていました。

 紙の裁断では、位置を一枚一枚指で確認し、大きさをそろえることに気をつけていました。

 すき枠をタオルの上に押し付けて水気を切り、すいた紙を慎重に窓際に運んでいました。

 静かな教室で集中して取り組んでいます。

   

宿泊研修に出発(小)

 先週の中学部に続いて、今週は小学部の宿泊研修です。

 児童たちは事前学習などを通して、この日を待ち望んでいました。

 出発式は全校挙げて見送りです。旭山動物園見学をはじめ、初めての集団宿泊など、これまでの学習成果を発揮していろいろな経験をしてきてほしいと思います。

 

学級新聞を届けてくれました

 児童が新聞をつくり、校長室に届けてくれました。

 その名も「三組新聞」です。

 一面トップが、校長アンケートの結果です。趣味や好きな食べ物など、事前に質問用紙に回答していました。

 次に、給食ランキング決定戦。校内のみんなにアンケートをとり、好きなメニューを集計しランク付けしていました。

 そして、児童おススメの自作遊具の作り方の紹介もありました。材料から作り方を順に説明し、遊び方や注意事項も書いてあります。

 企画から記事作成まで、ほとんど児童が自分で行ったそうです。印刷と点字で発行し、みんなに配付し、教室前にも掲示していました。

 児童の企画力と表現力、豊かな発想に感激しました。質問を考えたり、回答を依頼したり、データを集計したり。完成まで一人で何役もこなし、大変な作業だったと思いますが、ついにやり遂げました。すばらしいです。今後いろいろな学習で今回の経験が生かされるのではないかと期待しています。

 

 

小学部1年生の自立活動

 小学部1年生の毎朝の自立活動の時間です。

 まず、机上で「円柱挿し」の課題に取り組んだ後、マット上の歩行に取り組んでいました。マットの小さな段差を昇り降りしたり、ふわふわして不安定な場所をバランスをとりながら自分の力で歩く課題でした。教師の手を握らないで一人で歩いて渡る時間も増えてきたようでした。歩ききった先の太鼓を軽快に叩くことを楽しみに、挑戦していました。

 隣の教室では、静かな環境の中、別の児童が脚のストレッチを行っていました。教師が声をかけ足裏に触れるようにすると、すこしずつ緊張を緩めて関節の動きを大きくしていくことができました。

 これらは「身体の動き」という内容の学習ですが、重要な点は、児童自身の体の動きと、やってみようとする気持ちをいかに引き出すかということにあります。教師が児童の意思を一つ一つ丁寧に確認しながら必要な支援のみ行い、児童の「できた」という喜びを受け止め共感する教師の姿がそこにあります。 

 

小学部2・3年生の自立活動

 1時間目に行っている自立活動の時間です。

 はじめに見本動画や先生の手本を見ながら、みんなで元気に全身を動かした後、個別の課題に取り組みます。

 大型テレビには「てや めを つかおう」の表示。(黒の背景に白文字で見やすいですね)

 各児童が自分の場所に着席して次々と課題を行っていました。ちぎったり、紐を通したり、見本どおりにカップを積んだりして、一つずつ課題を達成していました。どれも高い集中力が必要です。

 手元に注目し続けながら行うもの、見本と手元を見比べながら行うものなど、課題を通して様々な力が同時に発揮されます。認知の発達や、生活上の動作の向上に関わる大切な学習です

 一つ一つの教材は見やすく思わずやってみたくなるような工夫がされています。また、内容や順番は分かりやすく伝えられ、児童も見通しをもって活動しています。

 そして、達成した喜びを先生と分かち合いながら、児童たちは日々学習に励んでいます。

  

命を守るために~考えて行動する一日防災学校

 15(水)に一日防災学校を実施しました。

 はじめに火災を想定した避難訓練を行った後、消防職員のご指導で、スモークを充満させたテントを歩く煙道体験をさせていただきました。視界と方向感覚がゼロになる中、子どもたちはハンカチで口を押さえながら壁に手を当てて速やかに脱出していました。実際の火災では、有害な煙を避けるために身を低くして、長い距離を壁伝いに避難することは、さぞ難しく恐ろしいことだろうと考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

 

 次に、体育館で避難所生活のための段ボールベッドの組み立て体験を行いました。市役所職員のご指導で、段ボールを組み立てたり、自分たちで組み立てたベッドに寝てみたりして体験しました。会場を見渡すと、子ども同士で協力しながら大きな段ボールを組み立てているグループもありました。短い時間でも避難所での活動や雰囲気を体験できたことは有意義でした。

 

 

 

 

 

 

 

  いざという時のために今回のような体験を積み重ねておくことは大切です。子どもたちは一つ一つの活動を楽しみながら、頭脳と体を駆使し、学びの多い防災学校となりました。消防予防課の皆様、市役所防災課の皆様のご協力に心から感謝いたします。

1学期の思い出に~寄宿舎「お楽しみ会」

 寄宿舎の「お楽しみ会」は華やかで楽しく、舎生たちの笑顔が輝きました。

 メインは舎室対抗ゲーム。1学期間で強まった舎室の絆が試される時です。

 

 

 

 

 

 

 

 体を使ったゲーム、的あてゲームで得点を競いました。応援にも熱が入りました。

 それでも、順番を守ったり、一人一人の集中を妨げないよう友だちのプレイをじっと静かに見守るなど、マナーも立派でした。

 最後に特製の「エアーくじ」が登場。飛び回るくじを上手に捕まえていました。

 

 

 

 

 

 

 

 景品をもらって舎生みんなご満悦。1学期の寄宿舎の楽しい思い出がまた増えました。

 

1学期最終日を迎えました

 本日実り多い1学期を終えることができました。

 保護者の皆様、地域の皆様にはたくさんのご理解とご協力をいただき、心からお礼申し上げます。

 おかげさまで子どもたちはいろいろな経験と学習を重ね、一つまた成長しました。

 昨日はどの学級も大掃除を行いました。1年生もモップを手に持ったり歩行器にモップをつけたりして歩行しながら、廊下をきれいに清掃していました。とても張り切って取り組んでいる姿をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 本日の終業式では、代表学年の児童が1学期の学習成果を発表し、たくさんの拍手をもらいました。

 明日からは夏休み。健康に過ごすことはもちろん、何か一つでもよいので挑戦(チャレンジ)し、休み明けに先生たちに伝えてくれることを期待しています。

 夏休み中も、これまでお伝えしきれなかったことを含め、学校の様子などを投稿予定ですので、どうぞご覧ください。

 

救急救命講習会

本日、旭川市消防本部警防課のご協力をいただき、教職員の救急救命講習会を行いました。

救命救急の最近の傾向や、心肺蘇生法の基礎や要点についてご説明いただき、3人一組でダミー人形を囲んで実技を行いました。

一刻を争う緊急時に各自が適切に対応できるよう、このような研修を定期的に行っています。

旭川市消防本部の皆様の御協力に感謝いたします。

 

夏休み中の掲示板

 夏休み中のため、今回は校内の掲示板を紹介させていただきます。

 1学期の国語の授業で、「夏」をテーマに中学部生徒の作った短歌です。良いと思った短歌にシールを貼る投票が行われていて、現在はご覧の結果となっています。どの短歌も個性的で趣があります。

 

   

 

 一方こちらは1学期間にある先生がつくりためた川柳です。AIにヒントをもらって作ったということですが、5本とも児童の写真付きで、こちらもしみじみと味わえる作品だと思います。

   

 

 どれも画像が小さく読みにくくて申し訳ありませんが、どうぞ雰囲気だけでもご鑑賞ください。 

図書を紹介する「本の帯」を作りました

旭川も残暑が厳しい日が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

1学期のある授業の紹介です。

児童が点字で「本の帯」を作りました。

国語の教科書の題材による取組ですが、点字の帯はなかなか素敵でした。

図書室の点字図書を読み、推薦したい本を選びます。そして本の内容をもとに紹介文を作文しなければなりません。短く、要点を整理して、しかも、手に取った人が読みたいと思える文章に仕上げなければなりません。

写真の中央が児童が作った帯です。先生の見本(左右)を参考にしながら、文をよく考え、本の魅力を紹介しています。

 

第2学期がスタートしました

 30日間の夏休みが終わり、本日から2学期が始まりました。

 登校した子どもたちは、友だちに笑顔で手を振ったり、ハグをしたり、少し照れながら挨拶をしたりしていました。朝の玄関は、子どもたちも先生たちも、久しぶりに会えたうれしさでいっぱいでした。

 夏休みに沢山有意義な経験をして、子どもたちはまた一歩成長した様子です。給食の時間には、夏休みの楽しい思い出話も聞かれました。

  始業式では、2学期に大切にしてほしいことを一つ挙げました。それは、「協力」です。一人で努力することも大切ですが、人と協力して活動する経験もさらに大切です。本校は小人数だからこそ、学年を越えて関わる機会を重視しています。そのうえ今学期は、発表会や交流教育なども充実していて、友だちと力を合わせたり、友だちの健闘を応援したりする場面も多くあります。子どもたちの協力を自然に沢山引き出せるとよいと考えています。
 そして、協力をしてもらった後には、お礼を伝えることも大切にしたいと思います。

 

2学期最初の収穫

学校菜園の夏野菜が実りました。

「おおきくなってね」「たくさんなってね」という子どもたちの願いが通じたのか、どの野菜も立派な実をつけました。

今日は小学部の児童がトマト、ピーマン、かぼちゃの収穫を行いました。

赤いトマトを見分けたり、葉や茎に隠れたピーマンの実を見つけたり、長い蔓をたどって地面に転がっているかぼちゃを捜したり、意欲的に取り組んでいました。

  

 

いつも食べている食材が自然の中で実っている様子を観察し、自分の手で収穫する体験は、子どもたちにとって興味深く達成感のある活動の一つです。さらに、収穫した野菜を自分たちで調理して食べるところまで一連の経験ができれば、なお学びも広がります。

菜園では他にもいくつかの野菜が大きくなりはじめていますので、これからまだまだ収穫の楽しみが続きます。

いざ街へ!~「どきどきウォーク」

 今年度初の「どきどきウォーク」に出発です。

 歩行の技術や能力を発揮し、普段の学習で身に付けた力をフル活用して、校外へ出かける活動です。「どきどきウォーク」と呼んで長年取り組んでいます。

 感覚や知識を活用して目的地まで移動したり、校外の実際場面でコミュニケーションしたり、それぞれ設定した目標を達成することを目指します。

 今日はあいにく大気の状態が不安定で、急な大雨により予定変更したり延期を余儀なくされた学年もありましたが、遠くは駅隣接の商業施設までバスを使って移動し、近くは近所のコンビニまで徒歩で移動して、買い物や店舗の利用などそれぞれ目的を達成して帰ってきました。

 児童生徒の皆さん、よく頑張りました。次もまた挑戦しましょう。

   

 

今日から9月

 2学期明け1週間が経過しました。そして暦はもう9月です。

 次第に寒暖差が広がってきたと感じる今日この頃。体調管理に十分気をつけたいものです。

 さて、先週の「どきどきウォーク」で大雨のため急遽延期となった学級が、今朝ようやく実施できました。郵便局まで歩行し、手紙を投函してきました。よく頑張りました。天気もよく気温も適温で、児童のペースに合わせて行いました。

 

 

 そして午後、体育館では幼稚部が明日の準備をしていました。明日は幼稚園の園児たちが本校に来校し、幼稚部と交流をする予定です。きっとお客さんを迎えるようなワクワクする気持ちなのでしょう、遊具を出したり、ゲームの仕込みをしたり、忙しそうに走り回っていました。

 

 

幼稚園と幼稚部の交流

 楽しみにしていた幼稚園との交流当日。みその幼稚園の皆さんが来校し、体育館で幼児同士の交流を深めました。

 赤青2チームの探検隊になって、トンネルをくぐったり、協力して宝物(ボール)を運んだり、鍵のパズルを完成させたりと、ゲームを楽しみました。

 はじめは皆さん緊張していた様子でしたが、休憩時間になる頃には和やかムードになり、質問を受けて答えたり、得意技を披露し合ったりして思い思いに過ごしていました。

   

  本校の幼児は、終始いろいろな場面で注目の的となり、気を張っていたのでしょうか。終わってから「緊張した~」と話していました。がんばりましたね!
 集団での交流は今年度最後です。限られた回数と時間のため、幼児同士まだどう関わったらよいか模索している様子も見られました。今後、一緒に過ごす時間をもう少し増やしていきたいと思いました。
 みその幼稚園の皆さん、本日は来校していただきありがとうございました。

中学部の体験的学習と全校避難訓練

 中学部は職場体験・職業体験日です。校外の福祉施設で実習を行う職場体験は、実際の職場での一日作業を通して働くことのイメージをもち、進路を考える機会とします。実習先で一日作業を終えた生徒が先ほど路線バスで帰校しました。

 校内の職業体験では、校内で清掃活動やクリーニングなど半日の体験を行い、将来の仕事について考える機会とします。 清掃活動は、児童生徒玄関のガラス拭きを行っていました。あらかじめ吹きかけてある洗剤の泡の場所を探りながら、両手に持った布巾でガラスを磨いていきます。ガラスはとてもきれいになり、玄関が明るくなりました。

 また、今日は地震を想定した避難訓練も行いました。
 緊急地震速報の音と轟音が放送で流れると、各教室の子どもたちはすぐさま机の下にもぐって身を守る行動をとっていました。今回の訓練は避難経路の安全確認のため、次の指示までの時間が長くかかりました。それでも子どもたちは、動いたり騒いだりせず、静かに身を隠したまま待機していたのに驚きました。
 
 その後、避難場所の体育館まで移動するよう指示がありました。訓練をできるだけリアルなものにするために、今回は体育館までの渡り廊下に、平均台やらブルーシートやら、ネットやらが乱雑に設置されました。それらの障害物を避けつつ避難場所まで移動しなければなりません。先生の言葉掛けや各種感覚に集中して、あるいはそれぞれ見る力や身体機能を最大限に使って、障害物を避けながら落ち着いて避難場所にたどり着くことができました。
 

 自然災害はいつでも起こり得ます。本校も命を守る防災教育は最も重視し、こうした訓練はマンネリ化することのないよう、過去の教訓や最新のハザードマップ等をもとに、様々な想定で実施したいと思います。

 今後も教職員皆で安全・安心な学校づくりを一層進めてまいります。そして、このたびの熊本地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

モルックをいただきました

 日本教育公務員弘済会北海道支部様より、モルックをいただきました。校長室での贈呈式では、中学部生徒が目録を受け取りました。品物はこれから届けていただけます。楽しみですね。授業やレクリエーションなどで活用させていただきます。ありがとうございました。

  

また、こちらは昨日の校外での職場体験での作業の様子です。段ボールを集中して組み立てています。がんばりました。

稲を収穫しました

 市内の農家の方のご協力のもと、育ててきた稲が立派に育ち、収穫時期を迎えました。

 はじめは教室の窓際で、もみ殻から栽培してきた稲は、バケツに移し替えてぐんぐん成長し、60センチほどの高さまで成長。稲穂も垂れ、立派に実りました。

  今日は青空の下でバケツ稲の収穫です。

 はじめに道具(手鎌)の仕組みから説明する先生の話を真剣に聞く子どもたち。安全カバー付きの鎌をもたせて、実際に道具に触れさせながら刃の位置と注意点を伝えるところは、盲学校らしい授業です。作業時の手や足の位置や姿勢までも細かく指導していました。

    

  子どもたちは、はじめは道具を怖がったり自信が無さそうにしていましたが、一人ずつ順に体験し、皆上手に刈り取ることができました。
 この後も脱穀から精米までの過程がありますが、育てた米はどんな味がするのでしょう。この後おいしいご飯になるまでを体験する中で、様々なことを学び、感じ取ってほしいと思います。
 
 

2学期最初の寄宿舎「ランランタイム」

 「ランランタイム」は寄宿舎で月1回、水曜日に行っている活動です。体育館やグラウンドで歩いたり走ったりして楽しみながら体を動かしています。

 昨日は2学期最初のランランタイムがありました。天気もよく涼しい夕方の時間。皆でグラウンドを走りました。

  

 まず舎生一人一人の目標の発表です。「グラウンド1周は150メートルなので、〇周します」「50メートル音源走をします」など、自分で考えたり先生に相談したりして目標を決め、全員に向けて発表していました。このように自らの意思をいろいろな人に伝える経験を大切にしていきたいと思います。

 

 

 ラジオ体操の後、一斉にグランドに繰り出し、目標達成に向けてそれぞれ取り組んでいました。BGMが流れる中、軽快に楽しく走る子もいました。

 走った距離は舎生毎に記録しておき、その記録やがんばった様子をもとに、一人一人表彰する予定です。