校長徒然

小学部1年生の自立活動

 小学部1年生の毎朝の自立活動の時間です。

 まず、机上で「円柱挿し」の課題に取り組んだ後、マット上の歩行に取り組んでいました。マットの小さな段差を昇り降りしたり、ふわふわして不安定な場所をバランスをとりながら自分の力で歩く課題でした。教師の手を握らないで一人で歩いて渡る時間も増えてきたようでした。歩ききった先の太鼓を軽快に叩くことを楽しみに、挑戦していました。

 隣の教室では、静かな環境の中、別の児童が脚のストレッチを行っていました。教師が声をかけ足裏に触れるようにすると、すこしずつ緊張を緩めて関節の動きを大きくしていくことができました。

 これらは「身体の動き」という内容の学習ですが、重要な点は、児童自身の体の動きと、やってみようとする気持ちをいかに引き出すかということにあります。教師が児童の意思を一つ一つ丁寧に確認しながら必要な支援のみ行い、児童の「できた」という喜びを受け止め共感する教師の姿がそこにあります。 

 

学級新聞を届けてくれました

 児童が新聞をつくり、校長室に届けてくれました。

 その名も「三組新聞」です。

 一面トップが、校長アンケートの結果です。趣味や好きな食べ物など、事前に質問用紙に回答していました。

 次に、給食ランキング決定戦。校内のみんなにアンケートをとり、好きなメニューを集計しランク付けしていました。

 そして、児童おススメの自作遊具の作り方の紹介もありました。材料から作り方を順に説明し、遊び方や注意事項も書いてあります。

 企画から記事作成まで、ほとんど児童が自分で行ったそうです。印刷と点字で発行し、みんなに配付し、教室前にも掲示していました。

 児童の企画力と表現力、豊かな発想に感激しました。質問を考えたり、回答を依頼したり、データを集計したり。完成まで一人で何役もこなし、大変な作業だったと思いますが、ついにやり遂げました。すばらしいです。今後いろいろな学習で今回の経験が生かされるのではないかと期待しています。

 

 

宿泊研修に出発(小)

 先週の中学部に続いて、今週は小学部の宿泊研修です。

 児童たちは事前学習などを通して、この日を待ち望んでいました。

 出発式は全校挙げて見送りです。旭山動物園見学をはじめ、初めての集団宿泊など、これまでの学習成果を発揮していろいろな経験をしてきてほしいと思います。

 

紙すきの様子(中学部)

 中学部の職業家庭で取り組む題材の一つに、紙すきがあります。

 廃棄する点字用紙を裁断し、色紙を加え、ミキサーにかけたものをすき枠に入れ、紙をすきます。

 今日も生徒二人が分担して、はがき状の紙に仕上げていました。

 紙の裁断では、位置を一枚一枚指で確認し、大きさをそろえることに気をつけていました。

 すき枠をタオルの上に押し付けて水気を切り、すいた紙を慎重に窓際に運んでいました。

 静かな教室で集中して取り組んでいます。

   

見えない中での生活動作体験

 生活上、無意識に行っている様々な動作がありますが、視覚を遮るとたちまち難しくなる。そんな体験を職員の研修で行っています。

 生活指導といえば、寄宿舎指導員の出番です。今回の研修を担当してくれました。

 寄宿舎での子どもたちの取り組みを視聴した後、職員も実際にアイマスクを着けて体験しました。

 ペットボトルの水をコップに移し替える、箸で小さな物をつまんでみるなど、難しさは想像以上です。

 参加者は、子どもたちが毎日行っている動作がいかに大変かを共感するにとどまらず、子どもたちはどのように行っているのか、どのような手掛かりがあるとよいのか、自信をもたせていくにはどうすればよいか、などを考えたり意見交換しながら、熱心に体験しました。

 これからも視覚に障がいのある子どもたちの理解を深め、指導の専門スキルを高め、子どもに応じた適切な指導・支援を目指して、職員皆で高め合っていきたいと思います。