1. 実際にやってみる ~小学部3年生「理科」~

投稿日時: 07/02 校長

今日、7月2日は2025年が始まってちょうど183日目。一年の半分、折り返しの日となるそうです。
月日が経つのは本当に早いですよね。
正確には本日の正午より一年の残り半分、下半期となるそうですが、みなさんの2025年上半期はどうだったでしょうか。
一年の折り返しの日に、改めて自分の上半期を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
さて、本日、小学部3年生の「理科」で「風のはたらき」という学習が行われており、帆を張った模型の車に強い風、弱い風を当て、進む距離を比較する実験が行われておりました。
仮説としては、強い風の方が車は進み、弱い風の時との距離の差は大きいのではないか、との予測を立てておりましたが、はたして結果やいかに・・。
強い風、弱い風、共に3回ずつ計測し、車が進んだ距離を測り、比較していたのですが、やはり強い風の方が車が進む距離は長かったのですが、弱い風との差は僅差という実験結果となりました。
担当の先生と児童で「なぜだろう?」と考察していましたが、帆に当たる風のちょっとした向きや、車のスタート位置の違いなどで実験結果が変わるのではないかとの考察にいたり、正確に実験、計測することの難しさ、大切さにも気づけたようでした。
実際にやってみると、机上で考えた仮設通りにいかないことや、実験の中で気をつけなければいけない点など、多くの気づき、学びがありますよね。だから実際にやってみることって大切なんですね。
前段に上半期、下半期の話もしましたが、2025年の下半期、よい風を背中に当て、スイスイ前に進んでいこうと考えておりましたが、風の向きを見たり、立つ位置を考えたりと、やっぱり個人の「努力」も必要なんですね。
私もこの実験で気づき、学びました。ありがとう。