校長挨拶

子供たちの未来のために

~専門性の維持・継承と魅力あふれる旭川盲学校の創造を目指して~

 

 北海道旭川盲学校のWEBページをご覧いただきありがとうございます。

 校長の野本 雅明(のもと まさあき)と申します。

 皆様方におかれましては、日頃より本校の教育にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 このホームページでは、各種のご案内、学校だより「光を北方から」の掲載をはじめ、本校の教育活動の様子をできるだけ多く、またできるだけ即時に発信していきたいと考えております。どうぞ今後ともご覧くださいますようよろしくお願いいたします。

 

 本校は、「鹿児島慈恵盲啞学校」(現鹿児島盲学校、鹿児島聾学校)を創立しました南雲総次郎先生が、大正11年(1922年)に私立「旭川盲唖学校」として創設され、昭和23年(1948年)に北海道立に移管(北海道立旭川盲学校)、昭和33年(1958年)に現在の地(旭川市旭町)に校舎、寄宿舎が建てられ、本年度で創立102年を迎える、歴史と伝統ある視覚障害教育学校です。

 この歴史と伝統を引き継ぎ、これまでの実践の中で蓄積してきた視覚障害教育の高い専門性を維持・継承し、子どもたち一人一人に応じた適切な指導を推進してまいります。

 また、道北地区の視覚障害教育センター校としての役割も発揮し、本校に在籍する子どもたちの教育のみならず、地域の「見ることや見え方」に課題のある子どもたちの教育、支援の充実を図ることも目指してまいります。

 今後も、先達の方々が築き上げた視覚障害教育の礎のもと、子供たちの未来のために、魅力あふれる旭川盲学校の創造に教職員一丸となって邁進していく所存です。

 今後とも本校の教育に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

                                                                                                        令和6年4月1日

                                                                                                              校長 野本 雅明

 

「旭川には盲唖教育の機関あらざれば、

もし学校設立を見なば、

薄幸の福音いかばかりならん」

(南雲 総次郎「一生記」より)