本日の放課後、パラスポーツをテーマに「ゴールボール」の校内研修が行われました。
特別講師として、本校卒業生のオリンピアン、2008年北京パラリンピック出場の高田 朋枝さんにご来校いただき、ご指導をいただく機会に恵まれました。
高田さんは現在東京に在住で、ゴールボールの普及活動に励まれているそうですが、今回はちょうど旭川に帰省中ということもあり、特別に講師を引き受けていただけることとなりました。本当にありがとうございます。
ゴールボールとは、バレーボールほどのコートを使用し、3人一チームで鈴の入ったボールを投げ合い、ゴールを奪い合うゲームとなります。
もちろんチーム戦ですので、3人で連携してゴールを守るディフェンスもあり、ボールの投げ方にも細かなルールがあるなど、技術も経験も必要なスポーツとなります。
選手はアイシェード(目隠し)をして、視力や視野など障害の程度で差が出ないようにし、ボールから発せられる鈴の音だけを頼りに行われる競技となります。ですので競技中は本当に静かで、聴力だけが頼りとなります。
私も実際にプレーしてみたのですが、音を頼りに、ボールの動きをイメージして体を動かすため、高い集中力を必要とするスポーツであり、視覚の情報がない分、チーム内のコミュニケーションが非常に大切なことも分かりました。
その辺にこの競技のおもしろさと奥深さがあるように感じます。
大変貴重な学びでした。高田さん、本日は本当にありがとうございました。