校長徒然

校内研修「介助走を学ぼう」

運動会も来月となり、本日の校内研修では「介助走」について研修を行いました。
パラリンピックなど、視覚に障がいのある選手の横に伴走者(ガイドランナー)がつき、二人組で走る姿を目にしたことのある方も多いのではないかと思います。
「テザー」と呼ばれる輪になったガイドロープを選手、伴走者が共につかみ、周囲の状況を知らせる伴走者の声がけや誘導で走ることとなります。
伴走者は選手にどの様な声がけをしたらよいのか、また、選手の右側、左側どちら側についた方が走りやすいのかなど、選手役、伴走役を交互に交代しながら学び合いました。
以前北海道新聞のコラム欄に、視覚障害者と健常者のマラソン愛好家でつくる札幌のサークル「伴走フレンドリー」の会長さんの記事が載っておりました。
「普段は皆白杖をついて生活している。走るようになって初めて腕を振って風を切ることの楽しさに気づくのです。」との言葉が紹介されておりました。
風を切る・・いい言葉ですね。
子どもたちにも、風を切る楽しさ、すがすがしさを味わってほしいですね。