校長徒然

知の喜び

「知の喜び」 知らないことを知り、未知なるものに触れることは喜びである。
以前勤めていた学校の卒業生で、難病で身体が思うように動かせないながらも、放送大学で『古典』を学ぶ方がおりました。
話を伺うと本当に楽しそうに、目を輝かせながら『古典』の世界について話してくれました。
そんな彼の姿を見ていて、本当に『知る(学ぶ)』とは喜びなんだなと思ったことがあります。

先日、この「校長徒然」でも紹介しました『ネオクリオセラス・スピニゲルムの化石』ですが、早速小学2年生の児童が校長室に見に来てくれました。
化石を触りながら「なんで石の中にあるの?」、「ネオクリオセラス・スピニゲルムって何?」など、素直な疑問を声にしていました。
そう、その疑問をもつことが大切なんです。
「知りたい」と思うことの第一歩は、まず疑問をもつことですからね。

こうした子どもたちの姿を見ることも、また、喜びですね。

  

本日より2学期スタート!

本日より2学期がスタートしました。
長期休業明け、どんな顔をして登校してくるのか子どもたちの姿を見るまでは不安でもありましたが、皆元気に、笑顔で登校し、一安心しております。
やっぱり学校の主役は子どもたちですね。
廊下に響く子どもたちの笑い声、歌声、それに続く先生たちの声。
一気に花が咲いたように、学校中が明るくなりました。

2学期は学習発表会など、大きな学校行事も控えております。
また、本校としては初の取組となる、保護者、地域を交えた『1日防災学校(総合避難訓練)』も予定しております。
まずは、幼児・児童・生徒の皆さん、2学期もしっかりがんばっていきましょう。
そして保護者、地域の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

  

  

  

理科薬品及び予算管理等に関わる実地点検

「理科薬品及び予算管理等に関わる実地点検」、字にすると何やら難しくなりますが、簡単に言うと定期的に行う学校状況の点検となります。

本日は上川教育局道立学校運営支援室から3名の方が来校され、学校事務状況の点検、確認の他、自身の研修も兼ね、学校事務業務の実際について学ばれていきました。

学校内外問わず、子どもたちが安全に、安心して学ぶことができるよう、本当に多くの職種の方が働いております。

普段はなかなか目にすることのない光景ですのでご紹介いたしました。

学校運営支援室のみなさん、いつも本当にありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  

 

祝50000カウント!

いつも学校ホームページ、並びに「校長徒然」をご視聴いただきありがとうございます。

さて、今年度の視聴回数(アクセス数)が、50000カウントを超えましたー!

ありがとうございます。

夏季休業中ということで、子どもたちの「今」はお伝え出来ないのですが、校舎屋上からの「今」をお伝えします。

(校舎屋上からは大雪の山々がよく見えるんですよ)

今後ともよろしくお願いいたします。

  

8500万年前の北海道は・・・海でした

以前、本校で行われました『移動博物館』(※7/8の「校長徒然」記事をご覧ください)でお世話になりました、千歳化石会の古野会長にお誘いいただき、8/11(日)に中川町エコミュージアムで行われました「地層観察会」に参加してきました。当日は前日の雨で川が増水し、目的の地層を見学することはできなかったのですが、河原で化石拾い(「探し」でしょうか?)を行ってきました。
化石が入っている石を『ノジュール』と言うのですが、それを見つけ、ハンマーで割る、というのが一連の作業となります。ただ、この「ノジュール」という石を見つけるのが、まぁ~大変で、炎天下の中3時間、河原を歩き回っては石を割るという作業を延々と繰り返し、何とか目ぼしい石を1つ見つけることができました。エコミュージアムに戻って、さらに石を細かく砕く作業をしたのですが、そこで掘り出したのが下の写真の化石となります。約8500万年前に生息していたネオクリオセラス・スピニゲルムの化石だそうで、背面に4列に伸びたひだ(突起)をもつ、めずらしい化石で、ここまで大きなものはなかなか出てこないそうです。8500万年前という気の遠くなるような太古の地球に生きていた生物を、化石ではありますが間近に見て、触り、その大いなる歴史(時間)の壮大さと共に、今の私たちにも続く生命の不思議さについても強く感じることができました。掘り出した化石は校長室に飾っておりますので、ぜひ見に来てください。

  ※かすかに背面の突起が分かるでしょうか