校長徒然

令和7年度がスタート!

令和7年度がスタートしました。
本日着任された先生方も新たに加わり、新生『旭盲丸』の船出を迎えております。
今年度はどんなドラマや感動が生まれるのでしょう。大変楽しみです。
今年もまた、子どもたちの笑顔と共に、旭川盲学校の今を、視覚障害教育の今をお伝えしてまいります。
令和7年度もどうぞよろしくお願いいたします。

  

※今朝の学校の様子です。空は青いです。

動き出します!

本日は職員会議が開かれ、今年度の学校経営方針について説明いたしました。
今年度の学校経営のキーワードは「実感できる学び」「キャリア教育」「家庭・地域連携」「心理的安全性」「ウェルビーイング」となります。
言葉とは不思議なもので、こうした言葉だけの羅列では、ただ「ふ~ん」で終わってしまうのですが、ここに身近な例や話題を混ぜ込むことで、言葉は実体をもち、自ら動き出す。それが感じられる会議でありました。
校長として私が見てきた子どもたちの様子、出来事、先生方の動き、自分の話題など、言葉が実体をもつべく伝えたのですが、説明中、何度も先生方と目が合い、笑い、うなずき合える時間でありました。(そう思っているのは私だけかもしれませんが・・)
『バタフライエフェクト』ではありませんが、何か一つでも先生方の心に引っかかり、小さな変化を起こすことができれば、きっと後の大きなよき変化・変革につながることと信じております。
いよいよ、令和7年度の旭川盲学校が・・動き出します!

  

※諸会議、諸準備に忙しい先生方です。

適正価格

本日は、寄宿舎の舎食を委託している業者(調理師)との定期意見交換会、試食会がありました。
最近の食材高騰の影響もあり、少しでも安い食材をと努力されているとのことでしたが、そうすると以前のおいしさが出ず、苦労されているとの話もありました。
「安さ」と「おいしさ」のバランスをとることは難しいですね。
先日、とある会合で、旭川近郊で米作りをされている農家の方のお話を聞く機会がありました。
現在のお米価格の高騰問題、農家側(生産者側)からすると、実は今が適正価格なのではないかとの話がありました。
以前の倍の価格となっているお米ですが、現在の価格でも、お茶碗一杯あたりの値段は、50円にいくかいかないかくらいの値段なのだそうです。
「消費者が求めるのは『おいしくて、安全で、しかも安いもの』。おいしくて、安全な農作物をつくるためには、多くの労力とお金がかかり、そのうえで『安いもの』を提供するということは、実は相反することなんですよ。」との話でした。
・・・目からウロコでした。
私たちが得る情報は、得てして一方の立場から見たものや考えに偏ってしまうことが多いものですが、私も一方的に価格が上がることは、いわゆる「悪」だと思っておりました。
今回のお米の価格高騰問題の直接の原因ではないのでしょうが、ものの価値、適正価格とは何だろうか・・と考えさせられる話でもありました。
学校の『食』としては、もちろん安いこと、おいしいことも大切な要素でありますが、第一には「安全であること」です。
安全な食材を、それに見合う適正な価格で調達する。
当たり前のことなのですが、見えなくなること・・ありますよね。
忘れてはいけませんね。

  

子どもたちのいのちを守る学校

本日も朝から職員会議や入学式リハーサル、防犯研修など、新年度に向けた様々な諸会議、諸準備が行われております。
防犯研修では、不審者の侵入に備え、教職員の初動対応や緊急時対応、「さすまた」の使い方などを全職員で確認し合いました。
安全で安心な学校であるためには、とても大事な確認、研修となります。
どんな時も子どもたちのいのちを守る学校であるために・・・まずは「備え」ですね。

  

  

  

準備はいいですか!

本日は曇りの旭川ですが、気温は高めとなっております。
お昼の時点で13℃。定期的にお伝えしております学校中庭の雪も・・・あともう少しですね。
さて、いよいよ明日、始業式・入学式を迎えます旭川盲学校、本日も変わらず、諸会議、諸準備と忙しく動いております。
在校生の子どもたちは今どんな気持ちでいるのでしょうか。新学期へのワクワクでしょうか、それともドキドキでしょうか。
いつも通りに、笑顔で登校してきてくださいね。
そして、新入生のみなさんはきっと緊張しているのでは。
新入生のみなさん、何も心配はいりませんよ。明日の入学式でお会いできることを大変楽しみにしております。
さあ、いよいよ明日ですよ、みなさん。準備はいいですか!