校長徒然

また明日!

いよいよ明日より、旭川盲学校も2学期がスタートいたします。
ということは・・・今日は子どもたちにとっては夏休み最後の日。
幼児、児童、生徒のみなさんは、どんな思いで今日を過ごしていることでしょう。
学校が始まるのが待ち遠しいでしょうか・・、それとも夏休みが終わることが名残惜しいでしょうか・・。(多分、後者の方かな笑う
いろいろな思いはあるのでしょうが、まずは、元気な顔で、明日登校されることを楽しみにしておりますよ。
話は変わりますが、みなさんが植えた学級菜園のひまわりも、大分大きくなりました。
一番大きなひまわりの高さを測ってみると・・・なんと、2m85cmもありました!
学校の床から天井までの高さが2m80cmですので、それよりも高いんですね。
最初は1cmにも満たなかった小さな、小さな種が、芽を出し、葉を伸ばし、みなさんも水やりをしたりと、たくさん世話をし、今は大きな大輪の花を咲かせている。大変すばらしいことですね。
ひまわりもみなさんの登校を、まさに首を長くして待っておりますので、こちらも楽しみに登校してきて下さいね。
それではみなさん、また明日!

  

※今年は暑かったせいか、ぶどうのなりもいいようです。

「第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会」終了いたしました!

8月19日(火)~21日(木)の日程で、北海道立総合体育センター(北海きたえーる)にて行われました「第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会」が無事終了いたしました。
各地区の地方予選を突破し、全国大会へと駒を進めてきたチームだからこそでしょう、どのチームも結束力が高く、組織的な戦いをしていたことが大変印象的でした。
この競技に関しては全く素人の私が言うのも変なのですが、勝つチームは必ず1つの強い攻撃パターンがあり、愚直にもそのパターンをやり続けたチームが勝っていたように感じました。
前衛選手、後衛選手の連携した動きや、それぞれの役割分担、約束事、また選手同士の声がけや指示など、そこに至るまでにはたくさんの時間の練習を要し、努力もされてきたのでしょう。
勝って喜ぶ選手も、負けて悔しがる選手も、試合の勝ち負け以上に、やり切った充実感のようなものを感じることができました。
まずは、出場した選手のみなさん、お疲れさまでした。
みなさんの貴重な青春の1ページを垣間見れたような気がいたしました。ありがとうございました。
また、大会運営、関係者のみなさま、大変お疲れさまでした。
来年は沖縄大会とのこと・・・まさしく熱き、暑き大会となりそうですねにっこり
みなさま、本当にお疲れさまでした。

  

  

  

  

  

※本校の若手体育教員も線審(ラインズマン)デビューです!(最後の写真)

第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会

明日、8月19日(火)から21日(木)までの日程で、北海道立総合体育館(北海きたえーる)におきまして「第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会」が行われます。
北は北海道、南は九州と、全国各地の予選を勝ち抜いた10チームが北海道・札幌に集結し、しのぎを削り合います。
昨日の北海道新聞にはカラー写真で大会を紹介する記事も掲載されておりました。
北海道からは札幌視覚支援学校の1チームが参加いたしますが、本校卒業生もメンバーに入っております。
私も運営側として参加する予定ですが、しっかり応援してきたいと思います!
みなさんも応援よろしくお願いいたします。

※学校HPにも「第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会」公式ホームページのバナーがありますので、ぜひご覧ください。

  

※本校後援会からも、本大会に協賛をいただいております。ありがとうございます。

温暖化対策

本日は曇り空の旭川。気温も26℃と過ごしやすい一日となっております。
現在、学校ではクーラーの取り付け工事が進められており、各教室にクーラーの室内機が取り付けられました。
今後は室外機の取り付け、電気配線工事と進められていく予定ではありますが、稼働については来夏からとなる見通しです。
本州ではここ連日40℃を超える猛暑・・いや酷暑に見舞われ、農作物の生育にも影響がでているとのニュースが流れておりました。
昨日、東京に住む友人から電話があったのですが、「そっちは暑いかい?」の問いに、「異常だよ」との答えが返ってきておりました。
やはり、40℃は異常ですよね。このまま温暖化が進むと、北海道でもいずれ40℃となることもあるのでしょうか・・・
学校はクーラーがつくことで、子どもたちの安全・安心は確保できますが、この「温暖化」については、漫然とした不安は残りますね。
「温暖化対策」、個人として取り組めることには、今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。

  

※いつも学校ホームページ、並びに「校長徒然」をご覧いただきありがとうございます。
 昨年4月からのアクセス数が、28万件を超えました!
 ありがとうございます。
 現在、子どもたちは夏季休業期間中のため学校としての話題は乏しいのですが、2学期以降も、子どもたちの明るく、元気な様子をお伝えしてまいります。
 これからも旭川盲学校をよろしくお願いいたします。

原爆の日に・・・

みなさん、北海道にも「広島・長崎原爆資料館」があることをご存じでしょうか。
恥ずかしながら私はそのことを知らなかったのですが、昨日行われました全道校長会の講演の中で講師の方が話され、その存在を知ることができました。講師の方は、「その資料館は「JR平和駅」前にあるのです」とも話されていたのですが、北海道の地に原爆の歴史を知る資料館があり、それが平和(駅)の前にあり、その事実を8月5日に知ったことに、不思議な感覚をおぼえました。

今から80年前の今日、1945年8月6日午前8時15分、広島に原爆が落とされました。
ニュースでは広島で行われている平和記念式典の様子が流れ、恒久の平和を祈る人々が映し出されていました。同じニュースに、今、戦火の渦中にある国の様子が流れ、攻撃で崩壊した廃墟の前で、埃にまみれ泣き叫ぶ人々、呆然と座り込む人々の様子が映し出され、一方では、国のリーダーがスーツ姿で『攻撃を拡大することを指示した』との映像が流れ・・・そのどれもが現実なのですが、あまりにもかけ離れた状況に、正直、受け止めきることができずにおりました。いったい私たち人間は何をしたいのでしょう・・・
1945年当時の旭川盲学校の記録はわずかで、太平洋戦争のさ中、国中が混乱していたことが伺えます。
少ない記録の中に、当時の卒業生8名の名前と卒業写真を見つけることができました。
歴史は変わることはありませんが、戦争は国と国が行うもので、もしかしたら旭川にも原子爆弾が落とされていたかもしれない可能性は、全くなかったとも言い切れないのではないかと考えます。
もし、そうであったなら、この卒業生たちは、当時の子どもたちは、教職員はどうであったか・・
もし、私があの戦火の国にいて、いのちの危機におびえ、絶望の淵にいたら・・
もし、私が攻撃する側の国にいたら、戦争をどのように考え、どのように行動していたか・・
今はただ、自分事として考えることのみ、この現実を受け止める方法のように感じています。
ただ、確固として言えることは、このような戦争を二度と繰り返してはならないということ。
これからを生きる子どもたちが戦火におびえたり、生きることに絶望したりすることがない世であり続けること。
今日のこの「原爆の日」に、改めて恒久の平和を強く、強く思い、願います。
JR平和駅前にある「広島・長崎原爆資料館」にも、行ってみたいと思います。

 

※昭和20年度(1945年度)の卒業写真より

夏の彩り

本日で7月も終わり、明日からは夏本番の8月となります。
旭川では、本日から8/2まで夏まつりとなり、本日は石狩川河川敷で花火大会も予定されております。
道北・旭川の短い夏もいよいよクライマックス・・そんなところでしょうか。
楽しみたいと思います。
さて、本日は曇り空の旭川、最高気温は32℃予報と蒸し暑い一日となっております。
校門まえに飾られた朝顔やひまわり、学校菜園の野菜たちも元気に育っており、夏に彩りを添えてくれております。
今回は「旭盲・夏の彩り」と題しまして、校地内の花や野菜の様子をご紹介いたします。

  

  

  

 

旭川の夏、旭盲の夏

暑い夏をみなさまいかがお過ごしでしょうか。
子どもたちは夏休みとなりましたが、学校では現在クーラーの取り付け工事が急ピッチで行われております。
昨日と今日は校舎外壁の穴あけ工事が行われておりました。
工事関係のみなさま、暑い中ありがとうございます。
また、終業式の日に体調不良でお休みしていた幼稚部の幼児が登校し、元気な顔を見せてくれました。
体調もよくなってよかった!
いつもの笑顔が見れて安心しました。今日は元気な顔を見せてくれて、ありがとう。

  

  

笑顔の積み重ね ~1学期が終業いたしました~

本日、1学期の終業を迎えることができました。
4月の始業式、入学式からスタートし、運動会や、各学部の見学旅行、遠足、どきどきウォーク等々、行事だけでも様々なことがありました。
そのどれもが大過なく終了することができ、まずは子どもたちのがんばりに、そしてそれを支えてくださった保護者のみなさま、地域のみなさま、また関係するみなさまのご協力に、改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
こうした行事もそうなのですが、私としては、子どもたちと過ごす毎日にも大きな成果を感じております。
毎日の朝、帰りのあいさつや、廊下ですれ違ったときの笑顔、学習に取り組む真剣な姿・・こうした4月からの日々の積み重ねがあるからこそ、今日こうしてみんなが笑顔で集い、1学期の終業を迎えられることに大きな喜びを感じております。
毎日の笑顔の積み重ねがあって、今日の笑顔があるのですね。
幼児・児童・生徒のみなさん、1学期お疲れさまでした。いよいよ明日からは夏休みです。
一度しかない今年の夏を有意義に過ごし、すばらしい夏休みとなることを期待しております。
そして2学期からもまたみんなで笑顔を積み重ねていきましょう。
それでは、“Have a wonderful summer vacation!”(すばらしい夏休みを!)

  

  

  

  

感謝の気持ちを込めて ~1学期・大掃除~

明日、1学期の終業を迎えます旭川盲学校では、本日の5校時に全校で大掃除を行いました。
4月からお世話になった各教室の床や窓など、みんなで感謝の気持ちを込めて、掃除をしてきれいにしました。
「掃除」の「掃」という字は、ほうきで掃いてごみを取り除くこと、「除」という字は、余すことなくごみを取り除くという意味を表します。
1学期分のごみや汚れは取り除けたでしょうか。
学校がきれいになると、なんか気持ちがいいですね。
みんなで気持ちよく、1学期の修業を、そして夏休みを迎えられそうですね。

  

  

  

仕事のくふう、見つけたよ ~小学部3年生「国語」~

本日は、小学部3年生の「国語」の授業で学校近くの「旭川北門郵便局」にインタビューに行くということで、その様子を参観させてもらいました。
今、3年生「国語」の授業では『仕事のくふう、見つけたよ』という学習を行っており、郵便局のしごとをテーマに、その中でどんな工夫がなされているかを調べる学習をしているとのことでした。
今回は、郵便局の方にインタビューをし、実際の仕事の工夫について知るための学習だそうです。
旭川北門郵便局の渡部局長様にご対応いただき、3年生の児童が事前に考えた4つの質問に、非常に分かりやすくお答えいただきました。
私も参観しながら、インタビューの内容を聞いていたのですが、旭川市内だけでも1日に7万通の郵便物が届き、それをオートバイを中心に各家庭に届けているとの話を聞きました。
1日に7万通・・・大変な数ですよね。
配達が迅速に、効率よくいくように順番に並べ変えたり、必ず複数人で複数回確認するなど、表の郵便局では見ることのできない、裏側の仕事の工夫(努力)を知ることができました。
ご対応いただきました旭川北門郵便局の渡部局長様、局員のみなさま、本日はありがとうございました。