校長徒然

道内盲学校4校・交流給食 ~「もうモーカレー」~

本日は、道内の盲学校4校で定期的に行っている「交流給食の日」。
今回は、各校が所在する地域の特産品を使ったカレーライスが給食に登場しました。
その名も・・「もうモーカレー」!

まず、札幌視覚支援学校のある札幌市の特産品は「玉ねぎ」
「札幌黄(さっぽろき)」という品種が有名で、肉厚で甘みが強いのが特徴です。栽培が難しいことから、今では“幻の玉ねぎ”とも呼ばれています。

次に、函館盲学校のある函館市の特産品は「昆布」
南茅部産などが有名ですが、上品でコクのある風味が特徴です。

そして、帯広盲学校のある帯広市の特産品は「じゃがいも」
大正地区で栽培されている「メークイン」が特に知られており、甘みが強く煮崩れしにくいのが特徴です。

最後は、旭川盲学校のある旭川市。
旭川は特産品がたくさんありますので、何が入るのか楽しみにしていましたが、なんと「チンゲン菜」
実は、旭川は道内一の生産量(約20%)を誇るそうです。(恥ずかしながら、初めて知りました…)

この4つの特産品が入ったカレー、一体どんな味になるのでしょうか。ちょっと想像がつきませんね。
校長が検食を行う関係で、実は私が一番に味わったのですが・・・うまい!!
カレーのスパイスと各食材のうまみ・甘みが絶妙に合わさって、なんとも言えないまろやかさ。これは驚きです。

子どもたちの食べる様子を見ても、みんなとてもおいしそう。
きっと、他の盲学校の子どもたちも同じ笑顔で食べていることでしょう。

地域の特産品と愛情がたっぷり詰まった「もうモーカレー」。
ごちそうさまでした!

  

  

  

  

立冬の日に・・

11月7日、「立冬」の今日。
暦の上では「立冬」から「立春」までが冬とされていますので、今日は冬の始まりの日。
それに違わず、今日の旭川は雪の一日となっております。
季節がまた一歩、進んだように感じます。

さて本日、何気なく幼稚部の教室をのぞくと、牛乳パックでできたオブジェのようなものが目に入りました。
はて、これは何に使うのか…。
H型のパーツが組み合わさり、なんとも不思議な形をしています。
みなさんは、これが何だと思いますか?

幼稚部の先生にうかがったところ、これは幼児がまたいで遊ぶための教具とのこと。
パーツをさまざまに組み合わせて遊ぶことで、楽しく体を動かすことができるそうです。
材料は牛乳パックの再利用でとてもリーズナブルですし、なにより運動効果も高そうですね。
まさにSDGsの理念にかなった、すばらしい教具ですね。

  

冬じまい

中学部3年生の「職業・家庭」の時間に、学校菜園の冬じまいが行われました。
今年も菜園からたくさんの実りをいただきましたね。
これまでの恵みへの感謝と、来年の豊かな実りへの願いを込めて、最後の後片付けですね。
きっと来年は、後輩たちがこの学校菜園を大切に引き継いでくれることでしょう。
中学部3年生のみなさん、そして学校菜園に、感謝の気持ちを込めて!
「おつかれさまでした。」

  

4校オンライン交流学習 ~旭川・京都・松山・鹿児島~

本日は霧の旭川。
日が昇るにつれて少しずつ霧は晴れてきましたが、依然として空は真っ白です。
この時期に見られる霧は「放射霧」と呼ばれ、晴れて風の弱い夜に地表が冷え、「放射冷却」によって発生する霧のことをいいます。
特に、冷気がたまりやすい盆地などでよく見られるそうです。
昨晩は大きな月が煌々(こうこう)と輝いていましたので、晴れて地表が冷え、霧が発生しやすくなったのでしょうね。
「霧の旭川」・・・なんだか歌のタイトルのようですね。

さて、本日は定例となっている4校オンライン交流学習の日。「道徳」の授業でした。
回を重ねるごとに、4人の児童たちの活発な発言が目立つようになり、それぞれの意見や考えを互いに共有し合う様子も多く見られました。
今回は、児童4人と先生方との間で意見が分かれる場面もあり、子どもたちが先生方にアドバイスをする様子も見られました。
見ていた私も思わず、「なるほど~」と、うなる場面でありました。

また、授業後の子どもたち同士の会話の中で、「旭川はもう暖房ついているよ」という本校児童の話に、他の3校からは「まじ!」「信じられへん」との反応が・・・。どうやら、他の地域ではまだ暖房を使っていないのですね。(これには私もびっくり!)

毎回、発見や驚きがたくさんある4校オンライン授業。今回も、子どもたちの成長と、地域の違いに大いに驚かされました。笑う

  

  

Dank je wel, Rita. (ありがとう、リタさん)

 

本日は、オランダのパラスポーツ推進家であるリタ・ファン・ドリエルさんが来校され、子どもたちとスポーツを通じた交流を行いました。
リタさんはクロスカントリースキーの選手としても活躍され、視覚に障がいのある方と一緒にスキーをしたことをきっかけに、障がい者スポーツの世界に関わるようになりました。2009年から2021年までは、国際パラリンピック委員会の理事も務められた方です。
今回は、旭川市立大学での講義のために来日・来道され、その合間をぬって本校に立ち寄ってくださいました。
小学部の児童とは「サウンドテーブルテニス」に取り組み、中学部の生徒とは一緒にランニングやサッカーを楽しみました。
リタさんは子どもたち一人ひとりに声をかけ、好プレーにはハイタッチを交わすなど、すぐに打ち解けた様子でした。

また、オランダのパラスポーツの状況についてもお話を伺うことができ、オランダでは、健常者も障がい者も同じスポーツチームで練習や指導を受けることができるとの話を聞きました。
スポーツをすること、楽しむことに、障がいの有無は関係ないですものね。
日本とは異なるパラスポーツのあり方に、大いに刺激を受けました。

リタさんは日本に4週間滞在される予定で、この後も佐賀・東京・大阪などでのお仕事が控えているとのことでした。
そんなお忙しい中、貴重なお時間を割いてご来校いただき、本当にありがとうございました。
子どもたちにとっても、私たちにとっても、心に残るすてきな出会いとなりました。

Dank je wel, Rita. Tot snel.(ありがとう、リタさん。またお会いしましょう。)

  

  

  

  

冬への準備

今朝の旭川は、ぐっと冷え込みました。
通勤途中の水たまりも凍っており、夜から早朝にかけては氷点下まで下がったのでしょう。
学校前の庭木も冬囲いが施され、児童生徒玄関の雪だるまたちも、いつの間にか冬の装いに衣替えしていました。
少しずつ、少しずつ、冬への準備が進んでいますね。

さて現在、児童生徒玄関前では、小学部4年生と6年生の児童が育てた「ひまわり」の種が、かわいらしいイラスト付きの小袋に入れられ、配られています。
横には、「大きな花が咲くといいですね。」という、子どもたちからの点字と墨字のメッセージも添えられています。
来年もまた、たくさんの「ひまわり」が咲きますね。
来春の種まきが楽しみになりました。
・・これもまた、来たる厳しい冬への準備のひとつとなりますね。
小学部4年生、6年生のみなさん、ありがとうございます。

  

  

にぎやかな「ハロウィン」

早いもので、今日で10月も最終日。
令和7年のカレンダーも、残り2枚となってしまいました。
「終わりよければすべてよし」とも言いますので、この残り2か月の過ごし方は大切ですよね。
充実した11月、12月にしていきたいですね。

さて、本日は10月最終日、「ハロウィン」の日。
先日は小学部1・2年生のおばけたちに驚かされましたが、今日は幼稚部のおばけたちが校内に出没しておりました。
小さなおばけたちに、悲鳴・・ではなく、笑い声の教職員たち。
元気な笑い声があちこちから響く、にぎやかな「ハロウィン」となりました。

  

  

穏やかな一日

本日は、久しぶりに快晴の旭川。やっぱり太陽が出ると、気持ちも弾みますね。

そんな陽気に誘われて、幼稚部の子どもたちも今日は外へお散歩です。
風もなく、暖かな絶好の散歩日和。子どもたちも、なんだかうれしそうです。
街路樹のナナカマドも真っ赤に色づき、とてもきれいでしたね。

一方、寄宿舎の先生方は「歩行指導」に関する研修を行っていました。
アイマスクを着け、点字ブロックと白杖を頼りに歩行する寄宿舎の先生方。
多くの気づきがあったことでしょう。
ぜひその気づきをみんなで共有し、子どもたちの指導につなげてほしいと思います。

こうして雪や寒さを気にせず、外で活動できるのも、もうあとわずか。
晩秋の穏やかな一日を感じる、そんな光景でした。

  

  

  

小さなおばけたち

昨日はみぞれから雪へと変わり、10月としてはめずらしく、今朝は雪の朝となりました。
雪景色を見るのも、半年ぶりくらいでしょうか。
本格的な雪の季節はもう少し先になりそうですが、久しぶりの雪をゆっくりと愛でたいと思います。

さて、本日は小学部1・2年生の「生活」の授業で、「ハロウィンを楽しもう」という学習が行われました。
おばけの衣装を身にまとい、校内を練り歩く子どもたち。
あちらこちらで大はしゃぎする姿が見られました。
日本でも10月の風物詩となりつつある「ハロウィン」。みなさん、とても楽しんでいましたね。
と~っても “こわ・かわいい” おばけたちでしたよ!

  

  

冬の足音

本日はみぞれ模様の旭川。
空は厚い雲に覆われ、朝からまるで夕方のような空模様となっております。
校長室前のイチイの木には、今朝、ツグミの群れがやって来て、盛んに赤い実をついばんでいました。
ツグミは、遠くシベリアから越冬のために渡ってくる、冬だけに見られる渡り鳥。
ここにもまた、冬の使者が姿を見せております。

さて、本日は中学部の理科で、糸電話をつくり、「音の伝わり」について学習しておりました。
「音」とは、空気などの物質が振動することで生まれる波、すなわち「音波」。
糸電話は、声の震えを紙コップの底がとらえ、その振動が糸を伝ってもう一方の紙コップの底に届き、相手の耳に声が届く仕組みとなります。
仕組み自体はとても簡単なのですが、実際に声が聴こえたときは、ちょっと感動しますよね。
生徒たちも、出来上がった糸電話で楽しそうに会話をしておりました。

「音」とは空気の震え、振動であることから、耳を通して認識すると同時に、実は全身でもその震えを感じているそうです。
よく「冬の足音が聴こえてきた」と言う時がありますが、もしかすると、みぞれや雪が降るときの空気のかすかな揺れを感じ取って、そう言っているのかもしれませんね。
旭川にも、確かに「冬の足音」が聴こえてきています。