校長徒然

幸せですね  ~しゃべくりタイム~

「オキシトシン」という脳内ホルモンをご存じでしょうか。
この「オキシトシン」、別名「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれており、人のこころとからだにとてもよい作用をもたらすホルモンと言われています。
ではどんな時にこのホルモンは分泌されるのか・・それは人とリラックスしておしゃべりをしている時や、人にやさしくしている時などに分泌されやすくなるそうです。
そうすると幸せな気持ちが増大したり、不安やストレスが軽減したりと、人によい作用をもたらしてくれることが分かっているそうです。
さて、前置きが長くなりましたが、本日は全校幼児・児童・生徒と教職員による「しゃべくりタイム」が行われました。
「しゃべくりタイム」とは、普段あまり話すことがない他学部の先生などと子どもたちが個別におしゃべりをする時間のことで、定期的に実施されている本校の恒例行事となっております。
誰かとリラックスしておしゃべりすることは、本当に楽しいし、幸せな気持ちになりますよね。
おしゃべりする子どもたちにも、そして先生方にも、この“幸せホルモン”「オキシトシン」がたくさん分泌されているのでしょうね。
幸せですね・・

  

  

※いつも学校ホームページ、並びに『校長徒然』をご覧いただきありがとうございます。
 昨年4月からのアクセス数が、24万件を超えました!ありがとうございます。
 (今、幸せホルモン「オキシトシン」がたくさん出ております)
 これからも、旭川盲学校の「今」をお伝えしてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。 

未来の教育 ~全国特別支援学校長・盲学校長研究大会~

気がつけば6月も最終日、明日からは7月となります。
先週は全国特別支援学校長、並びに全国盲学校長の研究大会があり、東京に行っておりました。
全国大会ではありましたので、大会規模の大きさ、人の多さもすごかったのですが、東京の暑さ・・・異常でした。
気温の話からで申し訳ないのですが、雨が降って気温が33℃って北海道ではなかなかないですよね。
お風呂の中で生活しているような2日間でした。
大会は、今後の教育の動向やあり方など、学びと気づきの多い大会ではありましたが、中でも、教育におけるAI(人工知能)の活用については、目からウロコの話でありました。
AI開発の最前線の状況は、私(たち)の想像をはるかに超えており、もはやAIが人を教え、育てることも未来の話などではなく、明日からでもできるのではないかという状況でありました。
知能水準は人間を超え、人の細かな感情や気持ちまで理解し、それに応じた対応や助けもしてくれる・・なんかドラえもんを思い浮かべてしまいました。
研究者の中には「本当に自分を理解してくれるのはAIだけだ」と言っている方もいるとの話もありましたが・・うなづけます。
未来の教育はどう変化していくのでしょう。期待を込めて今後に注目ですね。

  

夏、7月

今日から7月。7月は「文月」とも言いますが、『文』という字は地図記号では「学校」を表す記号ともなります。
ということは、7月は「学校の月」とも言ってもいいですよね笑う
やや強引な気はいたしますが、1学期のまとめの月ともなりますので、しっかり学習や運動、生活に取り組み、よい月にしていきたいですね。
さて、本日の旭川は湿度高めの曇り空となっておりますが、子どもたちは元気いっぱい、7月の学校生活をスタートしております。
本日は旭川厚生看護専門学校より7名の学生さんが来校され、本校において研修も行われてもおりますので、教室から聞こえる子どもたちの声と合わさって、いつもに増してにぎやかな学校風景となっております。
なんか、『夏、7月』って感じでいいですよね。
それでは、夏、7月の子どもたち、学校の様子をご覧ください。

  

  

  

実際にやってみる ~小学部3年生「理科」~

今日、7月2日は2025年が始まってちょうど183日目。一年の半分、折り返しの日となるそうです。
月日が経つのは本当に早いですよね。
正確には本日の正午より一年の残り半分、下半期となるそうですが、みなさんの2025年上半期はどうだったでしょうか。
一年の折り返しの日に、改めて自分の上半期を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
さて、本日、小学部3年生の「理科」で「風のはたらき」という学習が行われており、帆を張った模型の車に強い風、弱い風を当て、進む距離を比較する実験が行われておりました。
仮説としては、強い風の方が車は進み、弱い風の時との距離の差は大きいのではないか、との予測を立てておりましたが、はたして結果やいかに・・。
強い風、弱い風、共に3回ずつ計測し、車が進んだ距離を測り、比較していたのですが、やはり強い風の方が車が進む距離は長かったのですが、弱い風との差は僅差という実験結果となりました。
担当の先生と児童で「なぜだろう?」と考察していましたが、帆に当たる風のちょっとした向きや、車のスタート位置の違いなどで実験結果が変わるのではないかとの考察にいたり、正確に実験、計測することの難しさ、大切さにも気づけたようでした。
実際にやってみると、机上で考えた仮設通りにいかないことや、実験の中で気をつけなければいけない点など、多くの気づき、学びがありますよね。だから実際にやってみることって大切なんですね。
前段に上半期、下半期の話もしましたが、2025年の下半期、よい風を背中に当て、スイスイ前に進んでいこうと考えておりましたが、風の向きを見たり、立つ位置を考えたりと、やっぱり個人の「努力」も必要なんですね。
私もこの実験で気づき、学びました。ありがとう。

  

  

実りの夏

本日9時現在の校長室の温度は27℃、湿度72%・・・まとわりつくような暑さです。
朝、出勤時に学校菜園の手入れをしていた先生から「今年はキュウリがいいです」との話を聞きました。
なるほど、今年は生育がいいですね。
早くも夏野菜の収穫の時期を迎えているのですね。実りの夏ですね。
さて、本日から小学部6年生の見学旅行がスタートいたします。
旭川駅からJRに乗って札幌方面への旅行となります。
乗車前の様子を見に行ったのですが、6年生の児童も大変楽しそうにしておりました。
どんな見学旅行となるのでしょう。
たくさんのことを感じて、触れて、食べて、心に残る旅行となることを願っております。
実り多き見学旅行となりますように!