校長徒然

秋の雨

本日は雨の旭川。気温も低めで、冷たい雨の降る月曜日となっております。
そのせいでしょうか、校内もどことなく静かな雰囲気・・。
授業の様子を見に行くと、子どもたちは静かに机に向かい、学習に取り組んでおりました。

「秋雨(あきさめ)」や「秋霖(しゅうりん)」という言葉があるように、秋は意外と雨の多い季節です。
雨音には集中力を高める効果もあるそうで、今日の落ち着いた空気はそのおかげかもしれませんね。
雨音を聴きながら静かに学ぶ時間・・・これもまた、秋のよさの一つですね。

  

  

  

Understand(理解する)

校長室から窓の外を見ると、アイマスクを着け、白杖を手に歩く寄宿舎指導員の先生方の姿が見えました。
なんでも、後日、寄宿舎内の職員研修で、子どもたちの歩行指導について研修を行うということで、推進役の先生方自ら、アイマスクをして白杖を使った歩行体験をしながら、その支援について学んでいたとのことでした。
実際に視覚が使えない状態で道を歩くことで、どんなことに不安や怖さを感じ、どんなところが不便であるかを身をもって理解できるのだと思います。
また、それを知ることで、介助者がどのような支援や声がけをすればよいのかも理解できることでしょう。
本当にすばらしい取り組みだと思います。
真の意味で、誰かを「理解する」ということは、理屈を解するのではなく、“Understand”その人の下に入って(Under)立ち上がる(Stand)ことだと思うのです。
きっと、よい研修になりますね。

  

世界は不思議であふれている!

「光」とは電磁波の一種であり、人間が目で見ることのできる唯一のエネルギーでもあります。
宇宙にある星までの距離を表す単位「光年」にもあるように、光は1秒間に地球を約7周半するほどの、驚くべきスピードで進むことができます。
また、太陽の光を浴びると暖かく感じますが、実は「光」そのものに熱があるわけではありません。光が物質に吸収されることで、熱(温度上昇)が生まれるのです。
これまで「光」の存在を深く考えることはあまりありませんでしたが、改めて考えてみると本当に不思議ですよね。

さて、現在、小学3年生の理科では「光」について学習を進めています。
昨日は「光の進み方」に関する実験が行われておりました。
懐中電灯の光をさまざまな角度から鏡に当て、どのように反射するかを感光器を使って調べる実験です。
児童の予想通りの結果にならず、「どうしてだろう?」と首をかしげる姿も見られましたが、それでいいのです。
「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と考えることこそが大切なのです。
最終的には「光はまっすぐ進む」という結論にたどり着きましたが、自分で調べ、考えて導き出した答えは、きっと忘れないことでしょう。

私たちの暮らす世界には、不思議なこと、答えがすぐには見つからないことが、まだまだたくさんあります。
そうしたことに気づくこと、そして注目することが、学びの第一歩だと思うのです。
「世界は不思議であふれている!」・・・そう思いませんか?

  

  

4校合同オンライン授業 ~京都・松山・鹿児島・旭川~

本日は曇り空の旭川。ここ数日、寒い日が続いており、今朝も3℃まで冷え込みました。
これからさらに寒くなっていくのでしょうが、寒さが始まるこの時期が、実は一番体にこたえますよね。
みなさま、どうぞご自愛ください。

さて、本日は4校合同オンライン授業の日。今年度の「道徳」の授業は、今日でちょうど10回目を迎えます。
毎回参観させていただいている私としては、すでに同じクラスの児童のような気持ちになっており、4人の元気な顔を見ると、やはりほっとしますね。
本日のテーマは「お手伝い」。
家庭でのお手伝いの様子や、家族からもらった感謝の言葉を発表する場面もありました。
互いの発表に自然と拍手が起こる子どもたち・・・なんだかいいですね。
少しずつお互いを知り合い、同じ時間を積み重ねてきたからこそ見えてきた、4人の関係の変化。
こうした変化こそが、子どもたちの「成長」なのだと強く感じます。
これからの4人のさらなる成長が楽しみですね。

  

「働く」ということ

「働く」という言葉の語源は、「傍(はた)を楽(らく)にする」という説があります。
ここでいう「傍(はた)」とは、周囲の人々や他者のことを指し、自分の周りにいる人たちの生活が楽になるように動くことを意味していたそうです。
また、「朝飯前(あさめしまえ)」という言葉も、江戸時代に朝食の前に近所で困っている人のもとへ行って手伝いをしていたことに由来すると言われています。
つまり、「働く」とは、自分のためではなく、相手や地域、社会のために動くことであり、きっと、それは巡り巡って自分のためでもあるのでしょうね。
「働く」ことの本来の目的、原点を改めて感じた気がいたします。

さて、本日は中学部において「職場実習報告会」が行われました。
今回の発表のテーマは「働くこと」。
職場実習を通して、生徒たちが感じたこと、気づいたことをそれぞれの言葉で発表しました。
「一日を通して働くことは大変だった」と話していた生徒がいましたが、実際に働いたからこそ得られる“気づき”ですね。
また、ある生徒は「働いたあとのごはん、おいしかった」と報告していました。
その気持ち、よく分かります。働いたあとのご飯は格別ですものね。
多くの気づきと学びを得ることができた、今回の職場実習。
実習に取り組んだ生徒の皆さん、お疲れさまでした。
そして、ご協力いただきました各事業所の皆さま、本当にありがとうございました。