校長徒然

視覚の基礎

本日は、北海道立心身障害者総合相談所より視能訓練士の高泉康平様をお招きし、「視覚の基礎」をテーマに職員研修会が行われました。
視覚に関わる生理学的な説明から、その検査方法、治療法など、視機能の専門家の立場から、多くの示唆に富んだご講話を拝聴することができました。
本校に在籍する子どもたちの教育に、また、視覚障がい教育に関わる道北地区のセンター的機能の役割等、今後の私たちの業務にすぐにでも生かせる研修内容でありました。
高泉様、本日は多くの学びをありがとうございました。

  

『旭盲ギャラリー』オープンしております!

児童・生徒玄関前にあります『児童・生徒の作品ギャラリー』が大変充実しております。
木工製品あり、陶器、写真、オブジェ、紙工芸等々、たくさんの作品が展示されております。
外は白銀の単色の世界ですが、校内は色とりどりのにぎやかな色彩にあふれております。
いいですね~。
ぜひ、ご来校の際はご鑑賞ください。

  

  

中学部「職業・家庭」 ~カレンダーづくり~

中学部の「職業・家庭」で取り組まれております『カレンダーづくり』、師走の12月を迎え、作業も佳境に入ってきております。
本日は、カレンダー用紙の紙漉き、印刷作業が行われておりました。
カレンダーの枠(木工製品)はそれぞれ出来上がっておりますので、あとはいよいよ中身ですね。
来年もよい年となるよう、念を込めて作業をお願いしますね。
新年1月、カレンダーを使う日が楽しみですね。

  

  

介護等体験実習2日目

本日、介護等体験実習2日目。
白杖を使った、視覚に障がいをもった方の歩行体験を行っていました。
視覚による情報がない場合、白杖を持つこと、点字ブロックがあること、介助者がいることがいかに安心なことかが分かるかと思います。
逆に、ちょっとした段差や障害物がどんなに怖いことかも。
『点字ブロックの上に自転車を停めないでください』、よく駅の駐輪場に貼り紙がしてある状況を目にします。
視覚に障がいがある方にとって、点字ブロックの上に障害物があることがいかに怖いことかが身をもって分かったのではないでしょうか。
以前の「校長徒然」でも書きましたが、本当の意味で相手を理解するということは、相手の状況を身をもって知ることなのではないかと思うのです。
みんなの理解と、ちょっとしたやさしさで、社会は大きく変わっていきます。
すべての人にやさしい社会を、みんなで創っていきましょう。

  

介護等体験実習

本日より明日までの日程で、北翔大学から10名の大学生が来校し、介護等体験実習が行われます。
学校は『学びの場』です。
子どもたちが学び、教職員も成長し、もちろん、実習に来る学生さんたちも学び、成長する場となります。
子どもたちと触れ合い、学校を知り、視覚障害教育を学び、多くのことを身に付けていってください。
2日間、どうぞよろしくお願いします。