校長徒然

教育実習 ~研究授業~

以前この「校長徒然」でもお伝えしました教育実習。
今週で実習期間が終了いたします。
本日は、これまでの実習の成果、まとめとして、実習生2名の研究授業が行われました。
1名が小学部2年生の「算数」を、もう1名は中学部の「体育」の授業を担当いたしました。
多くの先生方に見られて緊張気味の2名でしたが、子どもたちに助けられて(笑)、落ち着いて授業を行えておりました。

私自身の教育実習(研究授業)を思い返してみても、何十年も前のことですが、いまだに鮮明に思い出すことができます。
それだけ大きな経験だったのでしょうね。
実習生の二人にとっても、これからの人生に残る、また活きる実習となることを願っております。
今週金曜日が最終日となります。最終日までよろしくお願いします。

  

  

秋の日は釣瓶落とし(つるべおとし)

「秋の日は釣瓶落とし(つるべおとし)」
『秋の日は、井戸の釣瓶(つるべ)が落ちるように早く暮れてしまう』という例えから生まれたことわざです。
写真は昨日の夕暮れのものになりますが、学校から見た夕焼けです。
日が落ちるのが早くなりましたね~。
あまりに夕空がきれいで、思わず写真に撮ってしまいました。
たまには一息ついて、空を見上げるのもいいですね。

  

北門中学校との交流学習 ~中学部「美術」~

本日は旭川市立北門中学校支援学級1年生4名が来校し、本校の中学部2年生「美術」の時間に交流学習を行いました。
本日の学習は「陶芸」ということで、マグカップとソーサーづくりに取り組みました。
粘土の感覚を確認しながらの作業でしたが、段々と形になってくると、がぜんやる気になった生徒たち。
それぞれ個性豊かなマグカップ、ソーサーをつくりあげておりました。
このマグカップとソーサーで飲むコーヒーは、さぞやおいしいでしょうね。
出来上がりが楽しみですね。

  

  

寄宿舎 夜間避難訓練

本日夜間に、寄宿舎の避難訓練が行われました。
夜間ということで、子どもたちにとっても負担の大きい訓練となりましたが、災害はいつ起こるか分からないもの。
だからこそ、様々な状況を想定した訓練は必要であると考えております。
防災月間でもある9月最終日の訓練となりましたが、子どもたち、そして子どもたちのいのちを守る私たちにとっても、「備え」を考えるよい機会となりました。

  

科学へジャンプ! 旭川でもジャンプ!

9月28日(土)に、札幌視覚支援学校を会場に「科学へジャンプ」が行われました。
「科学へジャンプ」とは、視覚に障がいをもった子どもたちを対象に行われる化学の実験や体験プログラムのことで、今年で15回目となる会となります。
今年は、化石などを取り上げた「触って体感、石の世界」や「自分で電池をつくってみよう」など、大人の私も気になる4つのプログラムが行われました。
実際の実験を通して、その変化や事象、また、驚きや発見など、そのたびに表情の変わる子どもたちの様子が大変ほほえましく、やはり体験すること、体感できることは大きいな~と感じました。
会に参加したみなさま、運営に関わったみなさま、本当にお疲れ様でした。
また、29日(日)は、旭川ハーフマラソンに出場してきました。
北の都大路を颯爽と・・・とは、もちろんいきませんでしたが、亀のごとく、時に倒れそうになりながら走り切ることができました。
本校幼児からは、応援メッセージもいただいてしまいました。
折れそうな気持ちを何度も救ってくれたのは、あのメッセージでしたよ。
ありがとう。

  

  

小学部「社会見学」 ~旭川市北消防署に行ってきました~

本日は小学部の「社会見学」で、旭川市消防本部北消防署に見学に行ってきました。
火災時や非常災害時に私たちの命を守ってくれる消防署の仕事について、実際に見学し、学習することができました。
普段は着ることのない消防服に着替え、ミニ消防士になった子どもたち。
消防車に試乗したり、消火ホースを持ったりと、実際の仕事さながらの体験をすることができました。
また特別に、人命救助に使う特殊工具類なども見学することができ、消防署の様々な役割や仕事について知ることができました。
私たちが安全に、安心して生活するためには様々な職業や仕事がありますが、消防署の役割もその大きな一つとなります。
私たちの生活を守ってくれている消防署の仕事について知ることができたことは、子どもたちにとっても大きな学び、気付きであったと思います。
旭川市消防本部北消防署のみなさま、本日はどうもありがとうございました。

  

  

  

  

どさんこ交流会 ~道内盲学校4校PTA交流会~

本日は道内盲学校4校、並びに網走市福祉センターとオンラインで結んだ、PTAの交流会が行われました。
この交流会は「どさんこ交流会」と言いまして(ネーミングがいいですよね)、昨年から取り組まれている会となります。
本校からは幼稚部の保護者が参加いたしました。
普段なかなか相談しにくい育児のことや就学のことなど、保護者同士で交流することができました。
日々の子育ての中で感じる悩みや不安など、お互いに声にすることに大きな意義がありますよね。
話をする、話を聞くごとに和やかな雰囲気が広がり、時に笑い合いながら交流されている姿が大変印象的でした。
みなさん、本日はありがとうございました。

  

向陵小学校5年生が来校しました

本日は旭川市立向陵小学校5年生49名の児童が来校し、本校において学習活動が行われました。
今回は「総合的な学習の時間」の活動で、「福祉について学ぼう」をテーマに、点字や福祉支援機器、白杖の使い方等について学びました。
本校の全盲の教員より点字の指導を行ったのですが、さすが小学生ですね。
飲み込みが早い!私が点字を覚えるよりもスムーズに理解できていました。(さすが!)
やはり新しい文字やことばの獲得は、子どもの方が早いですね。

向陵小学校5年生のみなさん、新たな学び、気付きはあったでしょうか。
また何かあれば、ぜひいらしてくださいね。

  

備えあれば・・・

9月は「防災月間」となります。
今年、1月1日の石川県能登半島地震の記憶がまだ新しいうちに、今回の大雨災害・・・
被災された方々の気持ちを思うと、やりきれない気持ちになります。
私たちにできることは何なのか・・・
答えはすぐには見つかりませんが、少なくとも今できることは、被災された方々を思い、自分事として考えることではないかと考えます。

本校でも、「防災月間」ということで、学校掲示物も防災に関するものとなっております。
本校の養護教諭により、災害時の安全や衛生状況改善に関する掲示をしております。
いざ災害となれば、使用できる物も限られたものとなり、そうした物を工夫して、災害時の衛生状況がグンっと改善する様々なアイデアが掲示されております。
災害はいつ何時起こるか分からないもの。
だからこそ、自分事として考え「備え」を怠らないこと。
それが大切なのではないかと、強く、強く、思います。

  

交流の秋 ~幼稚部・中学部の交流学習~

本日は幼稚部、中学部で交流学習が行われました。
幼稚部では、旭川市の「みその幼稚園」から3~5歳児クラス29名の園児が来校し、本校幼稚部の幼児との交流活動を行いました。
さすがに31名もの幼児が集まるとにぎやかですね~。
箱積みゲームや箱運びリレーなど、たくさんの園児と一緒にゲームを楽しみました。

また、中学部では英語の授業で、道内盲学校3校をオンラインで結んだ交流学習が行われました。
それぞれの自己紹介(もちろん英語ですよ)の後、ALT(外国語指導助手)の先生による3択クイズなどで交流し合いました。

秋は勉強するにも、運動するにもちょうどよい季節。
これからも、こうした交流の機会を通して、たくさんのことを学び、吸収していってほしいですね。
みその幼稚園のみなさん、札幌視覚支援学校、帯広盲学校のみなさん、ありがとうございました。

  

  

   

食欲の秋 ~寄宿舎「お食事会」~

「〇〇な秋」シリーズで、本日は「食欲の秋」をご紹介いたします。
昨日9月18日に、寄宿舎の「お食事会」が行われました。
場所は旭川市の洋食店「氣くらし」さんです。
昨年もお世話になったお店ですが、今年もおいしい食事をいただきました。
写真を見ていただければわかると思いますが、皆満面の笑顔ですよね!
おいしいって幸せですよね。
「氣くらし」のみなさま、本当にありがとうございました。

  

  

スポーツの秋 ~居住地校交流~

昨晩は『中秋の名月』でしたが、みなさんは月を見られましたか。
ちょうど旭川からは大雪山方向に月が見え、幻想的な月夜でした。
日一日と秋の深まりを感じますね。

さてそんな秋を迎えた旭盲ですが、今回は「スポーツの秋」をご紹介いたします。
本日は小学部2年生の居住地校交流が行われ、居住地校でのマラソン(長距離走)に取り組みました。
忠和スポーツ公園の周回コースを走るマラソンでしたが、たくさんの人数で走ることもいいですよね。
秋晴れの中、本校児童も懸命に走っておりました。
よい汗を流しましたね。

  

※学校ホームページのアクセス数が令和6年4月からの累計で60000カウントを超えました!
 いつもご覧いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

教育実習

本日より教育実習がスタートいたしました。
2名の実習生が、それぞれ小学部、中学部に所属し、子どもたちの指導や校内業務等について実地実習を行います。
本日1時間目の初めに、児童生徒への紹介も行われ、子どもたちからは温かい拍手で迎えられました。

大昔の話になりますが、自分の教育実習も、初日は緊張でよく覚えていなかったことを思い出します。
2人もきっとガチガチなのではないでしょうか(笑)

教師の仕事は人を育てる大変やりがいのある職業です。
と同時に、人を育てながら、実は自分も育てられている素晴らしい職業でもあります。

多くの気付きとたくさんの感動を得られる教育実習にしてください。
3週間、よろしくお願いします。

  

4校オンライン交流学習(旭川・京都・愛媛・鹿児島)

本日、小学部2年生の授業で、京都府立盲学校、愛媛県立松山盲学校、鹿児島県立鹿児島盲学校とをオンラインでむすび、4校による交流学習が行われました。
どの学校も小学2年生の在籍が1名ということで、同じ学年の友だちと交流できる貴重な機会となります。
本日は初顔合わせということもあって、かなり緊張しながら参加していた児童もおりましたが、自己紹介の後のクイズ大会では互いの答えに質問しあう様子も見られ、だいぶ打ち解けた感じでありました。
交流の最後には、「次はいつ交流するんですか?」という質問も児童から出ており、この交流を本当に楽しみにしているのですね。
日本地図上に、旭川から京都、京都から愛媛、愛媛から鹿児島と線で結ぶと、ほぼ一直線となります。
これからも幾多の交流機会を通して、日本の北から南まで、友情の線がもっともっと太くなっていくといいですね。

  

第56回北海道盲学校文化体育活動発表大会

本日、札幌円山陸上競技場で行われました「第56回北海道盲学校文化体育活動発表大会」に出場してきました。

秋晴れの中、選手5名は自分たちのもてる力を十二分に発揮し、力いっぱい走り、跳び、投げました。

最後の400mリレーでは、一本のバトンを4人でつなぎ、最終走者の中学3年生が万雷の拍手の中、見事にゴールすることができました。

選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。

この「北海道盲学校文化体育活動発表大会」、来年はここ旭川を会場に大会が行われます。

来年はどんな感動が待っているのでしょう。

来年の大会も大変楽しみですね!

  

  

北海道盲学校文化体育活動発表大会 壮行会

明日9月11日より、札幌視覚支援学校、円山競技場を会場に行われます「北海道盲学校文化体育活動発表大会」に向け、本日は壮行会が行われました。
道内の視覚支援学校4校が集まって行われるこの大会。
体育活動(陸上競技)の他、文化活動(点字、珠算)の競技会も行われます。
本校からは「体育活動」の大会に5名の児童、生徒が出場します。
壮行会では、選手一人一人から大会にかける意気込みが発表され、応援の児童からは、応援ソングとダンスの激励が贈られました。
明日11日の交歓会ののち、12日に札幌円山競技場で陸上競技会が行われます。
パラリンピックも先日閉会し、日本のメダルラッシュに沸いていた時でもありますので、旭盲のメダルラッシュも・・・
と期待もしてしますが、結果云々よりも、ケガなく普段通りの力を発揮してくれたらいいですね。
選手のみなさん、頑張ってください!

  

  

雪だるまさんも衣装替え

9月も2週目に入り、朝晩もめっきり涼しくなってきました。

日を追うごとに秋の気配を感じております。

さて、そんな初秋を迎えた旭川盲学校も、児童生徒玄関前にある雪だるまのモニュメントが、ハロウィン仕様へと衣替えしております。

清掃員の方々が季節ごとに衣装を替えてくれているのですが、この季節はやっぱりハロウィンですよね。

いつもありがとうございます。

  

 

忘れないこと

6年前の今日(9/6)午前3時7分、胆振地方中東部に、最大震度7を観測する大地震があったことを覚えているでしょうか。
全道に及ぶ大規模な停電『ブラックアウト』もあり、みなさんの記憶にも新しいのではないかと思います。
あれから6年も経つのですね。
44人もの尊い命が奪われ、多くのケガ人も出ました。
本校でも本日は半旗にし、その弔意を表しております。
私たちにできることは、この地震があったことを忘れないこと。
この地震から得た教訓を、これからの未来につなぐことだと思います。
6年前の今日、「胆振東部大地震」があったことを忘れません。

  

※本校でも今年度、地域、行政と連携した『総合避難訓練』を行います。2枚目写真はその案内パンフになります。

北星中学校 ~総合的な学習の時間~

本日は旭川市立北星中学校、中学2年生の「総合的な学習の時間」の学習活動で、25名の中学生が来校されました。
「コミュニケーション」をテーマに、視覚に障がいがある方の理解や点字について学んでいきました。
点字の学習では、自分の名前を点字タイプライターで打ちこむ活動も行い、それぞれが点字の名刺を完成させていきました。
また、中学生からの質問では、本校の全盲の教員に、「美術館ではどのように絵を鑑賞するんですか」など、鋭い質問もありました。
本当にそうですよね。どうしているのでしょう。
やはり、美術館の作品を手で触れることはできないので、ガイドの方に作品について解説してもらったり、音声ガイド機器がついている美術館で鑑賞するなど、実際の方法や様子について話されておりました。
ガイドの話を聞きながら、その作品をイメージするそうなのですが、イメージと同時に、その作品に関わる音や音楽なども連想されるとの話もあり、目で見ずとも、豊かな鑑賞ができるのだな~と、私も感心してしまいました。
最後には「白杖」や「拡大教科書」の写真を撮っていく生徒もおり、何か一つでも、新たな学びや気付きを得られたのであればうれしいです。また何かあれば、ぜひ来校してくださいね。

  

  

  

昨日の答えですが、「しいたけ」でした。 ※「しぃ~(静かに)たけ」だからですよ眼鏡

アウルの会 ~絵本の読み聞かせ会~

旭川市の絵本読み聞かせサークル『アウルの会』様にご協力いただき、月に1回、寄宿舎で絵本の読み聞かせ会を開いております。
『アウルの会』のみなさまには、長きにわたり子どもたちのために読み聞かせ会を開いてもらっており、今回も夏休み明け最初の会ということで、大変楽しみにしておりました。
4つのお話を聴くことができ、最後の『なぞなぞタイム』では、思わずクスッとしてしまう楽しいなぞなぞをみんなで楽しみました。
それではみなさん問題です。いつも静かにしている『たけ』はなんでしょう? (※答えは明日の「校長徒然」で!)